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熊本地震。被災の記録。


私たち家族が経験した熊本地震について、その一部を綴っています。

忘れたいけれど、忘れてはいけないこともあると思ったので記録として残しておきます。

細かく書いたことや、地震・被災に関する表現が多くありますので、この先を読まれる方はご了承下さい。



16日午前1時25分ごろに起きたマグニチュード7.3の地震。


14日夜、経験したことのないマグニチュード6.5の揺れを感じ、とても恐い思いをしたのに、まさかそれを超える「本震」がくるなんて思いもしませんでした。


正直油断していたかもしれません。
14日の地震ではライフラインは全て繋がっていたため、15日の夜はアパートに帰り寝ました。


そして16日1時過ぎ、あーくんが寝苦しそうにしているのに気づき、おでこを触ったら熱が…

少し目が覚めた様子のあーくんを旦那と私の間に寝せ、旦那も起きたので

「あーくん熱でちゃった。明日病院あいてるかな…」

って話をしていたところでした。


ものすごい揺れと音。

一瞬で電気が消え、真っ暗に。

同時にけたたましく鳴り響く緊急地震速報。

とっさに旦那と二人であーくんに覆い被さるようにして守りました。

14日の前震をはるかに超える揺れでした。

「もうダメだ。」

大袈裟じゃなく、本当にそう思いました。


一旦揺れが弱くなった時に、あーくんを抱え飛び出すように家を出ました。

アパート2階。階段をどうやって降りたかは記憶にないけれど、とにかくあーくんを抱き締め、駐車場に座り込みました。

何度も襲う強い揺れと地響き。立っていられないほどの恐怖。

足も手も震えていました。痙攣に近いガタガタという震え。


熱のあるあーくんは「はー、はー」と息苦しそうにしていたものの、腕の中でしっかりとこちらを見つめ返していました。

怖かったね。怖かったね。


でも生きていて良かった。


強い揺れが治まってから、車にあーくんを寝せ、私たちも乗車。

しばらくは地震情報を見たり周りの様子を伺いながら過ごしたけれど、恐怖ゆえにじっとしていられず、近くの避難所に行くことにしました。


でも一番近くの避難所(小学校)はすでにいっぱい。

2ヶ所目の中学校も駐車場が混雑。

3ヵ所目、小さめの学園に駐車し、夜を明かすことにしました。

室内も開放されていましたが、度重なる地震に怖くて入れず、ほとんどの人が車内か外に身を寄せあって過ごしているようでした。

二日目の眠れない夜を過ごし、日が昇ってから一度アパートの駐車場に戻ることに。

電気がつかない。水も出ない。


必要最低限の物を取りに部屋に入ってみたけれど、棚という棚が全て倒れ、足の踏み場もない状況。


14日の前震では耐えていたものが、本震には耐えられなかった。

本震は前震の16倍のエネルギーだったそう。


ブレーカーを落とし、ガスの元栓や水道を閉め、足早に部屋を後にしました。


熊本は蛇口をひねれば、おいしい水が飲めます。ミネラルウォーターを買う習慣がなく、水が出ないのは死活問題となります。

14日の前震後、すぐに店頭から消えた水。

自販機で500ミリリットルの水を4本買い、車に積んでいたのですが、いつまでもつか分からないので簡単には飲めません。


ご近所の方と励まし合いながら、しばらく過ごしました。

旦那の実家に電話をしたら、電気、ガス、水道が復旧したということだったので、実家に移動することにしました。

明かりがつくだけでもほっとします。

水は泥混じりではあったものの、トイレには使えるので、出るだけでありがたい。

そしてあーくんを守る大人が四人になったのも心強く感じました。

アパートのある地区はなかなか水道が復旧しなかったので、旦那の実家に3泊。

水は車で少し行った所で給水してもらえました。


お風呂は何ヵ所か温泉を回ったけれどどこもいっぱい。

最後に行った温泉は並ばず入れたので、入ったものの、中の洗い場待ちが大行列。


皆、状況は同じなので、スーパー、病院、温泉、給水所など、とにかくどこも大行列でした。

それでも体を流せただけで、十分です。何か食べ物があるだけで十分。

まだまだ物資が足りないところ、食料が不足しているところ、たくさんあります。


比較的ライフラインの繋がりが早かった義実家で過ごせた私達は、本当に良い方だと思います。


19日の夜からアパートに戻って来ていますが、まだまだ強い余震に怯えながら過ごしています。

「余震少なくなってきたね」なんて話していた矢先に震度5の余震。


一週間で余震の数が700回を越えました。

これほどの余震に、普通に生活しているだけでも揺れている気がするし、地震酔いもあります。



これ以上揺れないで。

これ以上被害が大きくならないで。


今まで当たり前だった生活が、一瞬にして崩れてしまうことの恐ろしさを実感しています。


当たり前に生活できていたことが、どれだけ贅沢で幸せだったのか身にしみます。


ライフラインが復旧してからは、少しずつお店も開き、ガラガラだった商品棚に物が並び始めたりなど、なんとか生活できる環境にはなりつつあります。

私の地域は…ですが…


これも全国からたくさんの助けが九州に集まっているからこそだと思っています。


ニュースで見た、熊本に寄せられたくまモンのイラスト、募金活動、ボランティア、復興支援、応援の声、どれも本当にありがたく、励みになります。

甘えてばかりではなく、今出来ることを私たちも頑張ります。




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前回のブログ、たくさんの拍手に驚いています!応援の気持ち、届いています!本当にありがとうございます!!
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コメント

Secret

まずはみなさん無事でよかったです。
あーくんのお熱は大丈夫ですか?

地震速報やニュースを見るたび胸が苦しくなる1週間でした。
今日のブログ読んで、実際の恐怖は想像を絶するものなんだろうと改めて思いました…

「甘えてないで頑張ろう」というあーくんママの強さや優しさ、あーくんにもきっと伝わってますね。
私もできること探します!

本当に無事で良かった!
読んでいて涙が出ます。
私は何も災害の対策をしてないと考えさせられました。
自分がすんでいる地域に災害が起こるわけないと考えているんでしょうね。
いつ何があるかわからないのに。
子どもを守るためにも対策しないと。
とても考えさせられるブログでした。
まだまだ大変なことがたくさんあるでしょうが、応援してます。
募金くらいしか出来ないけど、少しでも力になれたら嬉しいです!

とんママさん

ご心配のコメントも頂いていたのに返せなくてすみません💦あーくん、熱下がりました(^^)なんとか日常に向けて頑張っているところです。早くあーくんの笑顔の写真をブログでお伝えできるようにしますね(^^)

さやさん

いつもコメントありがとうございます!すごく励まされていました(^^)
災害に備えなきゃ…と思いながら、私も油断していました(;_;)子ども達の為にも大人が備えておかないとですね。
でもあーくんのおかげで強くなった気がします!まだまだ頑張りますよ~!
プロフィール

ママの子あーくん

Author:ママの子あーくん
2014年8月に産まれた可愛いあーくんと2018年8月に産まれたさーちゃんと日々を写真と共に綴った日記です♡笑ってもらえたら幸いです!
ママの悪戦苦闘から、あーくんさーちゃんの行動おしゃべり、パパのしょうもないこと、面白おかしく綴っています(笑)日々の出来事、離乳食、コーデ、真面目な育児についてもたまに書きます〜!

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